高齢で食事が作れなくなったとき、実際の高齢の方の声からあがったのは”5つの選択肢”。
そこから見えてきたのは、”意外な結果”でした。
高齢になってくると、だんだんと食事を作るのも難しくなってくるもの。
普段から調理をする人でさえ、いつかは食事を作るのも難しくなるときがきます。
それでも
食事は生命に関わることですし、毎日とらなければならないもの。
自炊ができなくなった時、どのように食事を用意すれば良いのでしょうか?
内閣府の調査によると、高齢で食事を用意できなくなったときには
“5つの選択肢”の中で考えている人が多いようす↓
(参照元:内閣府「高齢者の日常に関する意識調査」)
どれを選ぶのが良いのかは人それぞれ。
この記事では、5つの選択肢をランキング形式で詳しくご紹介。
あなたに合った選択肢を一緒に見つけていきましょう!
高齢で食事を作れないときの選択肢 第5位『食事付きの施設・住宅を利用する』
第5位は17.3%の人が選んだ「食事付きの施設・住宅を利用する」という選択肢。
60〜64歳は17.8%の人が選んでいて、介護が必要になった人だけでなく、
サービス付き高齢者住宅のように、元気なうちから利用している人も少なくないのかもしれません。
僕の祖母は以前、サービス付き高齢者住宅を利用していたことがありました。
そこでは食事サービスが付いていて、部屋まで運んでくれてとても助かっていました↓
さらに助かったのが、見守りのサービス。
スタッフの方が常駐していたので、何かあるとすぐに対応してくれるというのが本当に助かります。
まだまだ動けて元気な場合でも、住宅として利用して出かけていく人もいましたし、
人それぞれの使い方ができるサービス付き高齢者住宅。
その後、介護が必要になり特別養護老人施設へ移りましたが、
施設や食事付きの住宅は費用はかかりますが環境としては助かります。
近くに良い施設があったり、状況によっては選択肢の一つになるのではないでしょうか。
高齢で食事を作れないときの選択肢 第4位『どこかに食べにいく』
18.3%の人が選んだ『どこかに食べにいく』という選択肢。
まだまだ動けるけれど食事を作るのは大変。
そんなときに利用することが多いのではないでしょうか。
僕の近所には、高齢者が毎日のように集まっている地元の定食屋さんがあります。
自宅の近くにこういったお店がある場合は、食事をするだけでなく、
知り合いに会える機会を作れたり、メリットが大きいのではないでしょうか。
高齢で食事を作れないときの選択肢 第3位『既製品を買う、または出前をとる』
すでに調理された食事を買ってくるというのはとっても便利。27.6%と約4人に1人が選んでいます。
特に今の時代はコンビニやスーパーもたくさんありますし、
ウーバーイーツや出前館のような簡単に配達してくれるサービスもあります。
でも、一方で
コンビニやスーパーで買ってくるものは便利ですが、
食品添加物や栄養バランスが気になるところ。
・ディスプレイで美味しそうに見せるための「着色料・発色剤」
・工場から運んで消費期限を長くするための「保存料」
こういった添加物が含まれている食事は健康面が心配。
もし自宅の近くに「手作りをしているお惣菜屋さん」や「お弁当屋さん」のようなお店があれば健康面も良いですし
日常的に利用することができるのではないでしょうか。
高齢で食事を作れないときの選択肢 第2位『誰かに作ってもらう』
34.9%の人が選んだのが『誰かに作ってもらう』という選択肢。
大都市では30.8%でしたが、人口の少ない町村では42.8%の人が選んでいるのも特徴の一つ。
家族が近くに住んでいたり、食事を作ってもらえる環境であれば、最も良い選択肢かもしれません。
やはり
身近な人が作る味は慣れ親しんでいますし、
食べ慣れているものを食べるのは別のところで作ったものよりも幸せを感じるもの。
もちろん近くに家族が住んでいても、共働きなどで作る余裕がないこともあるかもしれません。
それでも、
身近な人が作ってくれる環境があったり、ホームヘルパーなどを利用することで食事を作ってもらえる環境を作ることができればベストかもしれません。
高齢で食事を作れないときの選択肢 第1位『配食サービスを利用する』
56.2%の人が選んで、第1位となったのが『配食サービスを利用する』という選択肢。
2人に1人が選ぶという人気ぶりで、やはり食事に悩みを持つ高齢者に人気なのは「配食サービス」という結果でした。
さらに、
意外だったことが2つありました。
1つ目は、単身世帯で『配食サービスを利用する』を選んだ人は54.9%だった一方で、
夫婦2人世帯で『配食サービスを利用する』を選んだ人は62.4%。
1人暮らしの高齢者だけでなく、夫婦2人で暮らしている高齢の方も『配食サービスを利用する』という結果でした。
2つ目は、健康状態について。
健康状態が良い人は60.4%が『配食サービスを利用する』を選んだ一方で、
健康状態が良くない人で『配食サービスを利用する』を選んだのは50.0%。
つまり、健康に不安のある人だけでなく、健康な人が配食サービスをより利用するという結果でした。
配食サービスは大きく2つあって↓
・地域の「健康配食サービス」
・クール便で届く「健康冷凍配食サービス」
の2種類。
管理栄養士が栄養バランスを考えていて、健康にも良い配食サービスが多い。
特に地域の健康配食サービスは毎日届けてくれて、中には安否確認をしてくれるサービスもあります↓
離れて暮らしている高齢の親がいる場合は、
安否確認もしてくれる健康配食サービスを利用するのも良いのではないでしょうか。
一方で、
ある程度動くことができて安否確認は必要ない場合は、健康冷凍配食サービスも良いかもしれません。
毎日配達してくれる「配食サービス」もクール便でまとめて届けてくれる「健康冷凍配食サービス」も
どちらも色々食べましたが、健康冷凍配食サービスはクオリティが高くて美味しいものが多かったです。
まとめて受け取って食べたい時にレンジで温めるだけなので、
消費期限の心配もしなくて良いのは嬉しいところ。
高齢者に人気の健康冷凍配食サービスはいくつかありますが、
噛む力が弱くなった人には柔らかい食事も。
これまで10種類以上食べてきた中で高齢の方に人気の健康冷凍配食サービスは3つ。
それぞれ一緒に見ていきましょう!
高齢者に人気 3つの健康冷凍配食サービス
配食サービスには色々なものがあって、調理のプロが作ったものはクオリティが高い↓
この中から高齢の方に人気の高い3つの健康冷凍配食サービスを一緒に見ていきましょう!
高齢者に人気の健康冷凍配食サービス①:『食宅便』
食宅便は日清医療食品の健康冷凍配食サービスで、医療・福祉施設への実績が豊富。
高齢者の利用者が多い配食サービスです↓
特に良いのが、健康状態に合わせてコースを選べること↓
食宅便は↓
・低糖質セレクト
・塩分ケア
・たんぱくケア
というように、ケアしたいポイントに合わせてコースを選ぶことができます↓
さらに、噛む力が弱くなってきた場合は「やわらかい食事」というコースもあったり、
途中でコースを変えることもできます↓
おすすめのコースについて詳しく知る場合はこちらの記事も参考にどうぞ↓
食宅便はどの食事も優しい味付けで美味しい。
最初はお試しセットもありますし、おこのみセレクトというコースは4食から食べてみることができます。
利用者の実際の声はこちらの記事で見ることができます↓
食宅便に興味のあるあなたはさっそく公式サイトで最新メニューを見てみましょう!
電話で聞いてみる場合は、公式サイトで電話番号を確認できます。
食宅便は夜8時まで電話対応してくれるのでわからないことは聞いてみると良いかもしれません。
高齢者に人気の健康冷凍配食サービス②:『食のそよ風』
高齢の方に人気の配食サービス2つ目は「食のそよ風」↓
まごころケア食は、
・国産プレミアム
・プチデリカ
・やさしい食感
の3コース。
国産プレミアムは主に国産の食材が使われていて、健康にも優しい食事。
さらに
国産プレミアムを食べていて思ったのは、食品添加物が少ないということ。
今回食べた食事に含まれていた食品添加物は2〜4種類↓
他の色々な配食サービスと比べて、使われている食品添加物の種類がかなり少なかったです。
食の安全性を求めるなら、国産プレミアムは良いかもしれません。
最初は5食セットをお試しで食べてみるのが良いのではないでしょうか。
食のそよ風に興味を持ったあなたはさっそく公式サイトで最新メニューを見てみましょう!
高齢者に人気の健康冷凍配食サービス③:『わんまいる』
美味しさを求めるなら「わんまいる」は美味しいことで評判の和食配食サービス↓
わんまいるの食事は惣菜専門店や京料理専門店に調理を委託しているという、美味しさにこだわった食事です↓
わんまいるの味について詳しく知る場合はこちらをご覧ください↓
そして、
健康な食事をとりたい場合にもわんまいるは嬉しいポイントが。
食材は国産100%と書かれていて、地元の顔の見える生産者から主に仕入れているという安心感。
そして、合成保存料・合成着色料無添加で食品添加物にも気をつけているという安全な食事。
わんまいるの食の安全性について調べた記事はこちらから見ることができます↓
単品料理の種類も数多くあるので、色々食べてみると楽しいですよ↓
わんまいるに興味を持ったあなたは公式サイトで最新メニューを見てみましょう!